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子育てのイライラに負けない!

2014.05.15

「20代の専業主婦です。2歳6ヶ月になる息子と二人で日中過ごしているとイライラすることが多く,
時々乱暴な言葉で罵ったり,カッとなって手をあげたりしたりしてしまいそうになります。
イライラしないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。
カッとなったときにどう対処したらよいのでしょうか」

私は子育て支援の中で,このようなご相談を何度も受けてきました。 「このままイライラがエスカレートしてしまったら…。怒鳴ったあと,鏡に映る鬼のような形相の自分の顔をみたときのショックといったら…。優しいお母さんになりたかったのに…」
多くのママたちは,「理想とするママ像」と「現実の自分」の間でギャップを感じながら苦しんでいるようです。
そして,その「理想のママ像」は,社会通念としての「母性」という概念により,「母親はこうあるべき」とされて独り歩きしている場合も多いのです。

「子どもをかわいいと思えない,好きじゃない,イライラする」 一時的にそんな感情があってもいけないことではないのです。
それより,その感情がどのようにして湧き起こっているのかをまずは認めることが大切なのです。
例えば,「夫の協力が欲しい」「寝不足」「思い通りにいかない育児」「自分の時間が欲しい」「おしゃべりがしたい」「相談相手がいない」「私の仕事…」など。
そのとき,子育て以外にあなたの心に影響するような要因がないかどうか。
そして,もしあるようならそれを対処したり理解したりすることで,少し気持ちが軽くなるかもしれません。

『イラッとしたときどうする?』の質問(エムスタ)に, 「一回深呼吸してから行動する」 「笑い話に変える」 「チョコレートを一口」 「別の部屋にちょっと避難」 「その場で歌って忘れる」 「食事をこぼしても“掃除のいい機会”とスーパーポジティブシンキング」 など。
けれど,なかなか自分のことを客観的にとらえるのは難しいもの。
「子どもの困った行動は,きっと何かのメッセージなのだから」と一生懸命に我慢をして,自分の湧き起こる怒りや衝動性を胸のうちにしまい込んで我慢をする。
一見,「良いママ」のようだけれど,実はそのしまい込んだ感情はなくなるわけではないのです。
どんどん溜まっていって,爆発するか,自分のからだの症状となって現れるか…。
では,どうしよう?
身近な人に自己開示して,フェイスブックで「いいね」を100人からもらうのもいいのかもしれないけれど,それよりも,たとえ一人でも本音で話せる人をつくること,その人に胸のうちを吐き出せること,それが子育てを楽にする秘訣なのだと私は思うのです。
その相談相手こそ,「カウンセラー」の役割です。
多くの人が「かかりつけのお医者さん」を持つように,
ママたちも「マイカウンセラー」を持つ日が日本にも来るといいな,
と考えているのは私だけでしょうか…
(^∇^)

http://www.agc-office.com/ 

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